すると,全体は大きく4階調となり,諧調間は滑らかにつながれ,いちばん暗くなるはずの部分がむしろ明るくなるように設定されていることが見て取れる。この「照り返し」という部分の解釈が微妙なのだが,光が十分に回っているはずの場所(要するにステージ上か)での光の回り方を1ライトの指定で済ますものだと考えるのが正しそうだ。簡単にいうと,「こっちからメインライト当てたら,当然,逆側でレフ当ててるだろ」というプロの現場である。バックライトは必ず使うというものではないだろうが,使う人は使うし,なんやかんやいってよく使われているのも確かではある。  前澤氏は,会社の先輩から「これって単に照り返しのパレット割り当てただけじゃないの?」といわれたらしいのだが(図を見る限りはそんな感じ),実際には視線方向や法線などから苦労して作り出しているのだという。 (via 4Gamer.net ― [CEDEC 2010]「次世代アイドルマスター」はこうして作られている! トゥーンシェーディングの概念を覆す最新処理とは)